モデハンと営業について
2021年春シーズンの深夜ドラマで私のごひいきの馬場ふみかさんが主演している「3Bの恋人」という作品をよく見ているのですが、3Bとは美容師、バーテンダー、バンドマンの3つの付き合う女の子を不幸にする職種だそうです。そんな職種の一つである美容師がよくやっている行動として、街角に佇み通る人にカットモデルになってもらえないか声をかける、所謂「モデハン」というものがあります。これが中々味わい深いものです。
モデハンには大きく分けて3つのパターンがあるそうです。一つはヘアスタイル写真のモデル探し、二つ目はアシスタントの練習台探し、最後は営業のキャッチだそうです。それぞれに違った工夫があり、所謂普通の会社の営業活動にも通じるところがあると思います。美容師さんが苦労しているように、飛び込み営業やテレアポで苦労された方や逆にそれらを受けて嫌な目にあった方経験を持つ方もいらっしゃるかもしれません。
そんなモデハンですがどうやら最近少しずつ減少しているとのことです、原因は使えるマッチングサイト、アプリの発達だそうで便利になる一方で、せっかくアポイントを取っても簡単にドタキャンされる例も増えているそうです。
この辺も一般の営業に通じるところで、コロナ禍の影響もありリモート営業や各種のデジタルツールを積極的に活用した営業がますます望まれていると思います。その一方で簡単につながっても簡単に切られないように人と人との心のこもった付き合いを忘れてはいけないんだろうなという気がします。