皆様お鮨はお好きでしょうか?私は大晦日には鮨の出前を取ることにしているので12月に入ると食べたくなってきますが、それはさておき、世の中には通常鮨に使われない未利用魚を鮨にして繁盛しているお鮨屋さんがあるとの報道がありましたので、この件について少し思うところを述べさせていただきたいと思います。
 この店は埼玉県の蕨の一角に店を構える鮨ヒカリズキ(蕨市中央)で、一般的に知られていないことであまり市場に出回らない魚介類、いわゆる「未利用魚」を扱っており、ネタにはクロシビカマスにブダイ、ヤリマンボウなどあまり聞かない魚が並びます。2022年の開店当初は店名にある通り、コハダなどの光り物のにぎりずしを中心に考えていたが、「等しい命なのに、人間の都合で未利用とされてしまう。『未利用魚』という言葉そのものが好きじゃない」というある仲買人の言葉を転機に未利用魚の提供も始めたそうです。使われないのにはそれなりの問題もあるようですが手抜きをせず手間をかけることにより未利用魚もおいしい鮨に生まれ変わっているそうです。SDGsの観点からも褒められてよいお店でしょう。
 これを敷衍すると、未利用魚とはいわば何か事情があって使用しにくいあるいは死蔵されている経営資源ではないかと思います。それでも手間暇かけてあげれば立派に経営に役に立つものになるということでしょう。経営資源への制約が厳しくなると思われる今後ますますの活用が望まれると思います。
 皆様の会社にはあまり活用されていない人、金、物などほっておかれてはいないでしょうか。一度未利用魚を生かす目で見直してみることをお勧めいたします。
 

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