2025年最初のブログは、セブンイレブンジャパンの値頃商品「うれしい値!」が好調との報道がありましたのでその周辺について思うところを述べさせて頂きたいと思います。
  セブン-イレブン・ジャパン(SEJ)の永松文彦社長は、24年12月18日、取材に応じ「うれしい値!」商品の導入により客数が増加していることを明らかにしたそうです。「9月から本格展開して、20代男性と女性の新規顧客が増え、価格感度が高い若い世代の客層が増加傾向にある」ということ。「うれしい値!」商品は、物価高を背景とした消費者の生活防衛意識に対応して、来店頻度向上につなげることを目的とし、高品質と値ごろ感を両立させるべく、ベンダーとの情報共有を密に行うなど入念に準備を行い、満を持して9月から本格展開したそうです。永松社長は「うれしい値!」商品を、価格帯別にメリハリをつけて商品開発を行う「松竹梅」マーケティングの「梅」と位置付け、2025年・来期(2月期)以降も継続していく考えを示しています。
 皆様の商売でも商品やサービスの質と値付けについては悩まれることと思います。しかし特にB to Cで仕事をしている場合、セブンイレブンジャパンの成功が意味しているように、物価高の中価格感度の高い層にアピールしていくには質を担保しつつお値ごろ感のある価格を設定していくことが重要なのではないかと思います。私の仕事も価格が自由化されどう報酬を設定するか悩みましたが、やはりサービス内容に対してある程度お得感を持っていただけるよう意識しています。
 皆様におかれても、釈迦に説法かもしれませんが、価格設定には極めて注意していくことが重要ではないかと思われます。
 

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